6月に入り、 ホタル が鑑賞できる季節がやってきました。この期間にしか見られない ホタル 。是非、見たいですよね。しかし、都会で ホタル を見られるスポットは、多くありません。 ホタル が生息する場所は限られているからです。そこで今回は、 神奈川 で ホタル が見られる、おすすめスポット5選をご紹介します。
まずは、 ホタル の生態について見てみましょう。
※訪問する際は、必ず施設ホームページ等で情報確認をお願いいたします。
目次
ホタル の生態
ホタル が見える時期
ホタルは寒い地域から暖かい地域まで、日本各地で見ることができるそう。でも、地域によって見える時期が若干違うようです。
関東では、6月上旬~7月頃に見ることができます。
ホタル は なぜ光るの?
成虫のホタルが光るのは求愛行動なのだそう。オスとメスが光を放ってお互いの存在をアピールしています。
ホタルが光るしくみは、お尻に発光器があるから。ホタルのお尻に近い部分に、黄色くみえる”発光器”があって、オスには2つ、メスには1つあるそう。なので、オスの方が強い光を放ちます。発光器の中には発光する物質と、発光するのを助ける酵素があり、これらと体中の酸素が反応して光を出すのだそう。ホタルの光は熱くありません。
ホタルの儚い光の強弱は、呼吸だったんですね!ちなみに、幼虫のときはエラ呼吸なんだそうです。
ホタル を見るポイント
ホタルは夜行性の生き物。昼間は葉っぱの裏や水辺の影でじっとしているそう。夜19時30分頃から飛び始めて、21時頃を過ぎると減ってきます。ホタルの光は20時台がピークとなるので、この時間を狙って鑑賞してみましょう。ホタルが多く見れる天気は、気温が20度以上で生暖かく、曇っていて風がない夜がよいそうです。
見える ホタル の種類
日本には、全部で50種類ほど ホタル がいます。しかし、その中で光る ホタル は10種類ほどです。中でも、有名な ホタル を2種類ご紹介します。
ゲンジ ボタル
体長は約15mmと大きく、光も強いです。きれいな大きめの川に生息することが多く、幼虫は水の中で過ごします。カワニナ(巻貝の一種)を食べます。見られる時期は、5月下旬~7月中旬。
ヘイケ ボタル
体長は約10mmで、光はゲンジボタルと比べて弱いです。田んぼの用水路などの水底に生息します。小さな溝、少し汚れた川などにも生息します。食べ物は、タニシなどです。住宅周辺の舗装されている小川でも、食べ物がいれば生息することがあります。見られる時期は、6月下旬~8月。
なぜ光るの? ホタル の光の正体
ホタル の光は、プロポーズの合図と言われています。暗い中で相手に気づいてもらうため光るんだそうです。
仕組みをに説明します。
ホタル のお尻近くに”発光器”と呼ばれる黄色く見える部分があります。その中に、発行する物質(ルシフェリン)と発行を助ける酵素(ルシフェラーゼ)があります。この2つの物質と体内の酸素が反応することにより光ります。
ホタル を見るときの注意点
・ ホタル を手や網で捕まえないようにしましょう。
・暗い場所では、川や池など足元に気をつけましょう。
・懐中電灯などは、できるだけ使わないようにしましょう。
・ゴミは持ち帰りましょう。
・静かに鑑賞しましょう。
それでは、 神奈川 のおすすめスポットを紹介していきます。
神奈川 のおすすめスポット
道保川公園(神奈川 相模原市)
水と緑が一体となった、散策を楽しむことができる公園です。豊かな水源をもとにした沢で ホタル を鑑賞することができます。
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住所 | 神奈川 県相模原市中央区上溝1359 |
電話 | 042-776-6484 |
駐車場 | あり |
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こども自然公園( 神奈川 横浜市)
中心に池がある、とても広い公園です。ゲンジボタルがたくさん見られます。公園内には、動物と親しむことができるちびっこ園も併設されています。
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住所 | 神奈川 県横浜市旭区大池町65-1 |
電話 | 045-311-2016 |
駐車場 | あり/有料 |
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座間谷戸公園( 神奈川 座間市)
豊かな自然に恵まれた公園で、湧き水が流れる水路にホタルが生息している。里山の風情を残す場所として、地元の人に愛されていました。ゲンジボタルが見られます。
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住所 | 神奈川 県座間市入谷東1-6-1 |
電話 | 046-257-8388 |
駐車場 | あるが原則18時までのため、公共交通機関を利用すること |
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厳島湿生公園( 神奈川 足柄上郡)
県内でも珍しい清水が湧き出湿生地です。湿生地には木道がめぐらされており、休憩広場や東屋もあります。ゲンジボタルの飛翔が確認されています。
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住所 | 神奈川 県足柄上郡中井町井ノ口1310 |
電話 | 0465-81-3901 |
駐車場 | あり/無料/22台 |
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万葉公園(神奈川 足柄下郡)
万葉公園は、万葉集に詠まれています。万葉公園の ホタル は、幼虫まで万葉公園内のほたる小屋で飼育され、その後、放流するそうです。暗闇の木々の中、舞う ホタル を楽しんでください。
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住所 | 神奈川 県足柄下郡湯河原町宮上566 |
電話0475-46-3396 | 0465-64-1234 |
駐車場 | あり |
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まとめ
今回は、 ホタル が見られる、自然スポット、身近なスポット、施設を紹介しました。この季節にしか見られない ホタル 。見られる場所も限られており、貴重な時間になると思います。お子様との夏の思い出作りに、お出掛けの参考になれば嬉しいです。
ホタル を鑑賞するときは、マナーを守って ホタル を見ましょう!
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