新年の縁起物! だるま市 と だるまの魅力を徹底解説 ‼

だるま市

新年の訪れとともに日本各地で開催される「 だるま市 」。家内安全、商売繁盛、無病息災などを願い、縁起物のだるまを求める人々で賑わいます。本記事では、だるま市の歴史や魅力、地域ごとの特徴、そしてだるまの選び方や目入れの風習について詳しく解説します。七転び八起きの精神を象徴するだるまは、新たな一年を前向きに過ごすための心強いお守りです。あなたも近くのだるま市に足を運び、伝統的な文化に触れてみませんか?だるまを通じて、願いが叶う一年のスタートを切りましょう!

だるまの起源と歴史 発祥の地は?

だるま市

だるまは、日本の伝統的な縁起物で、禅宗の開祖とされる「達磨大師(だるまだいし)」をモデルにしています。達磨大師が9年間座禅を組んだという伝説から、不屈の精神の象徴となり、江戸時代以降は五穀豊穣や家内安全を祈る農民の守り神として広まりました。
特に群馬県高崎市は、だるま発祥の地とされ、「高崎だるま」が全国的に有名です。

だるまの特徴と種類 について

だるま市

1. 形と構造

  • 丸い形状で、倒しても起き上がる「七転び八起き」の象徴。
  • 内部は空洞で軽量、主に和紙や張り子で作られる。

2. 色と意味

  • 伝統的には赤色が主流。赤は疫病除けの意味があるとされます。
  • 最近では、金(商売繁盛)、白(合格祈願)、ピンク(恋愛成就)など、用途に応じた多様な色が登場。

3. 目入れの風習

  • 願い事をする際に左目を入れ、達成後に右目を入れる。
  • 未達成の場合でも、翌年にはだるまを返納して新しいものに更新する。

 

家族で だるま市 へ行こう! だるま市とは?

だるま市は、日本各地で新年に開催される縁起物市の一種です。多くの場合、寺社の境内やその周辺で行われ、家内安全や商売繁盛、無病息災などを願う人々が、だるまを購入し、願掛けを行います。これらの市は地域の伝統文化を反映しており、だるまを中心とした年始の風物詩として親しまれています。

だるま市の縁起物としての魅力

だるまはその丸い形状や起き上がりの性質から、困難を乗り越える力や幸運を引き寄せる象徴とされています。新年に行われるだるま市は、ただの買い物イベントではなく、人々の願いや祈りを共有する場として、古くから続く日本文化の一端を担っています。

だるま市での楽しみ方

だるま市
  1. 願掛けだるまを選ぶ
    • サイズやデザインが異なるだるまを選び、自分の願いに合ったものを購入。
  2. 目入れ
    • 目が入っていないだるまの場合は、購入後、だるまの左目を自分で描き込み、願い事をする。願い事が成就したら、または1年を無事に過ごせたらもう1方の目を入れる。
  3. 返納
    • 前年のだるまは、寺社で供養され、焚き上げられる。これを「だるま供養」と呼ぶ。

 

「 3大だるま市 」とは?

日本三大だるま市は、群馬県の高崎だるま市、東京都調布市の深大寺のだるま市、静岡県の富士市の毘沙門天大祭だるま市とされています。それぞれ地域ごとの特色や文化があり、だるまのデザインや販売方法も異なるのが特徴です。

高崎だるま市(群馬県高崎市)

高崎だるま市

2025年開催日:
1月1日(祝)~2日(木)

群馬県高崎市は「福だるま」の発祥地として知られており、国内でも最大級のだるま市です。商売繁盛や家内安全を願う人々が多く訪れます。目入れをして願掛けする風習があり、高崎だるまは縁起物として全国的に人気があります。高崎だるま市の公式サイトでは、3大だるま市のひとつでもある全国最大級を誇る「高崎だるま市」の魅力がたっぷり詰まっています。ぜひサイトをチェックして、幸運と笑顔を呼び込むお出かけ計画を立ててみませんか?

2025年元旦タイムスケジュールはこちら
イベント一覧 | 【公式】高崎だるま市2025

 

深大寺 だるま市(東京都調布市)

だるま市

開催日:
毎年3月3日・4日

東京都内最大級のだるま市で、深大寺の境内に多くのだるまが並びます。新春のイベントではなく春に開催されるのが特徴です。規模が大きく、都内外から多くの参拝者が訪れる。深大寺そばなどグルメも楽しめる、観光と縁起物購入を兼ねたイベントです。買い求められたダルマは、元三大師堂前の特設『だるま目入れ所』にて僧侶により直々に目入れがされます。ダルマの目に梵字(インドの古い文字)を入れるという深大寺独特のもの。左目に「阿」を入れて開眼し、右目に「吽」を入れて願いが叶った感謝を込めて納めるという風習があるそう。

深大寺|年中行事|だるま市について

 

毘沙門天大祭 だるま市(静岡県富士市)

だるま市

2025年開催日:
2月4日(火)・2月5日(水)・2月6日(木)

静岡県富士市の「毘沙門天妙法寺」で行われる大規模なだるま市。正式名称は「毘沙門天大祭」といい、厄除けや家内安全を願う人々で賑わいます。3日間で約20万人もの参拝者が訪れる伝統的な祭りです。境内と周辺には、大小さまざまなだるまを販売する露店が数多く立ち並び、縁起物を求める人で活気に満ちています。祭りの期間中には屋台も並び、地元ならではのグルメやスイーツも楽しめます。富士山を背景にした風景も魅力の一つです。

開運 富士 毘沙門天-公式WEBサイト

 

まだまだある! 日本全国のだるま市 

白河だるま市(福島県白河市)

開催日:
毎年2月11日(建国記念の日)

白河ラーメンの発祥地としても知られ、観光客に人気のある福島県白河市。東北地方の玄関口と呼ばれる自然豊かな城下町で行われる、300年以上の歴史を持つ伝統的なだるま市が「白河だるま市」です。約10万人の参拝客で賑わうそう。白河だるまは赤い体に白い顔が特徴。願掛けや開運を祈る人々で溢れます。同日は、天神町と本町では「どんど焼き」と呼ばれる火祭りが開催されます。

「白川だるま」とは?

 

川越大師 喜多院 だるま市(埼玉県川越市)

だるま市

開催日:
毎年1月3日

川越大師として親しまれる喜多院で行われるだるま市。初詣に訪れる参拝客で賑わい、境内には大小様々なだるまが並びます。「小江戸川越」の歴史的な町並みとともに楽しめます。商売繁盛や家内安全を願う人々が訪れる人気の初詣イベントです。

初大師 だるま市(令和7年) | 川越大師 喜多院

 

だるま市は、新年を迎える日本の伝統行事として、多くの人に親しまれています。だるまの歴史や「七転び八起き」に込められた不屈の精神は、現代でも私たちの心を支えてくれる存在。各地のだるま市は、それぞれの地域色豊かで、選ぶ楽しさや目入れの風習も魅力の一つです。新しい一年の幸福と成功を祈願するなら、だるま市に訪れてみてはいかがでしょうか?だるまと共に、笑顔あふれる一年をお過ごしください!