2025年の干支は「乙巳(きのとみ)」。日本では、巳年といえば金運の象徴とされるヘビがテーマになりますが、普段あまり注目することのないヘビについて詳しく知るチャンスです!今回は、ヘビにまつわる豆知識や文化的な背景、ファッションとの関係まで、幅広くご紹介します。江戸時代の美術や歴史にも触れながら、巳年の特別な一年に向けた準備を楽しみましょう。
目次
2025年に向けて知りたい!ヘビにまつわる雑学6選
2025年は乙巳(きのとみ)の意味、どんな年になりそう?
2025年は巳年。また、中国で生まれた暦法で十干と十二支を組み合わせによる「十干十二支」では、60年に一度の「乙巳(きのと・み)」にあたる年です。「乙」は植物が芽を出して伸びる様子、「巳」は成長のピークを表すと言われ、これらが組み合わさる2025年は、新たな成長と飛躍の年と考えられるそう。また、ヘビは蛇は金運上昇の象徴とされ注目されています。日本の歴史的には、大昔の同じ乙巳にあたる年に起こった出来事として「乙巳(いっし)の変(大化の改新)」があることも興味深いです。
参考サイト: 干支①六十干支(ろくじっかんし) | 日本の暦
生物としての蛇について解説:爬虫類の何に属するの?
ヘビは、爬虫類の中の「有鱗目(ゆうりんもく)」に属します。この分類には、トカゲも含まれますが、ヘビは足を持たず、独特の骨格と筋肉で移動する進化の成果です。種類も非常に豊富で、毒蛇から無毒の種まで、多様な生態が地球全体に広がっています。また、ヘビの脱皮は再生や変化を象徴することから、古くからの伝説や物語にも登場しています。文化的なシンボルとしても扱われており、あの世界保健機関(WHO)の紋章にも、蛇が巻きついています。みなさん、ご存じでしたか!?
参考サイト: WHOのロゴと紋章に関するポリシー
参考サイト: 爬虫類(はちゅうるい)について
参考サイト:素敵な星夜の神話 So-TEN-Ken WEB版 | ビクセン Vixen
ヘビの天敵は?
「ヘビににらまれたカエル」という慣用句がありますが、意外にも、ヘビには多くの天敵がいます。猛禽類(ワシやタカ)はその代表で、鋭い視力でヘビを見つけ捕食します。また、一部の哺乳類、例えばマングースやネコもヘビにとっての脅威です。人間も天敵の一つと考えられますが、逆にヘビが人間の害虫駆除に役立つこともあります。天敵と共存する生態系の中での役割が興味深いです。
参考サイト: 生き物を育む田畑のめぐみ:農林水産省
世界最古の蛇 世界最大の蛇、寿命は?
最古のヘビの化石は、約1億年以上前のものとされています。また、現存する最大のヘビはアナコンダで、全長10mを超える記録も。寿命は種類によりますが、一般的に野生では10~20年、飼育下では30年以上生きることもあるそう。その巨大さや長寿命が、古代から神秘的な存在として語られる理由の一つです。
こちらの東京都町田市のボールパイソン専門店DEU Reptiles(デューレプタイルズ)の動画ではランキング形式で紹介されています。
参考サイト:世界で最も大きなヘビ|オオアナコンダ・アミメニシキヘビ・ビルマニシキヘビ | ボールパイソン専門店 DEU Reptiles
爬虫類好きでヘビと触れ合ってみたい方は、こちらの記事もチェック!
日本美術に描かれた蛇。北斎や広重は蛇を描いたか?
日本美術において、蛇は水や稲妻の象徴として描かれることがあります。葛飾北斎は一部の作品で蛇を取り入れ、力強さや神秘を表現しました。喜多川歌麿の美人画でも「浮世七つ目合 蛇」という作品で蛇が登場しており、古くから絵の題材としても用いられたことが伺えます。浮世絵に描かれた蛇は、江戸の人々の自然観を反映しているようです。
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【ファッションからみた蛇】ヘビ革の種類や『BVLGARI(ブルガリ)』について
ヘビ革は高級素材として、バッグや財布に使用されます。特に「パイソン」と呼ばれる模様の美しいヘビ革が人気です。また、ジュエリーブランド『BVLGARI』は、蛇をモチーフとした「セルペンティ」シリーズで世界的な評価を得ています。蛇の神秘性と美しさがファッションの世界にも反映されています。
参考サイト: セルペンティ | Bvlgari Official Store
まとめ:2025年はヘビに注目してみよう♪
ヘビは古来から金運や再生の象徴として愛されてきました。2025年の巳年は、ヘビにまつわる知識を深め、幸運を呼び込む一年にしたいですね。次の記事「2025年巳年に行きたい!ご利益倍増の初詣 おすすめ 人気 定番 神社【5選】」ではヘビにちなんだ神社をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください!