朝顔市 ほおずきの市の歴史「文京朝顔・ほおずき市 」 開催予定【 2022 】

朝顔市

夏のおすすめイベントに 朝顔市 ほおずき市 があります。古くから親しまれている夏の涼を感じれる行事。今回は、 朝顔市 ほおずき市 についての豆知識をご紹介。また、東京で有名な朝顔市のひとつでもある 文京朝顔・ほおずき市 の情報をお届けします!

※遊びに行く際は、必ず施設ホームページ等で情報確認をお願いいたします。

7月23日(土)、7月24日(日)に文京朝顔・ほおずき市が開催予定

夏の風物詩「文京朝顔・ほおずき市」が趣きのある小石川のまちなみの中で開催されます。開催日は、2022年7月23日(土)と7月24日(日)。
朝顔市」は徳川家ゆかりの伝通院、「ほおずき市」は「こんにゃくえんま」で知られる源覚寺が会場です。期間中は、朝顔やほおずきの鉢植え販売をはじめパフォーマンスなどの催しも多数。ご家族でお出かけしてみませんか?

 朝顔市とは?

 朝顔の歴史について

朝顔 朝顔は夏の風物詩。朝顔には下町や江戸のイメージもあるように、日本で古くから人々に愛されてきた花です。朝顔の歴史は、遣唐使の時代。唐から朝顔の種が持ち込まれたそう。最初は薬として用いられ、だんだんと観賞用になったとのこと。

朝顔市とは?

朝顔市朝顔は、江戸時代に大名・武士・庶民の間で品種改良が行われました。珍しい色や八重咲きなどのたくさんの品種ができ、朝顔は大ブームになったそう。その後、特に栽培が行われた入谷の植木屋で「朝顔市」がはじまったそうです。

徳川家ゆかりの 伝通院 で行われる 文京 朝顔市!

朝顔市

文京朝顔市の会場となっているのは、東京都文京区小石川にある 伝通院(傳通院)。伝通院は、徳川家康の生母である於大の方をはじめ、徳川家ゆかりの方々が眠っているという寺院だそう。2021年は中止だったとのことですが、2022年の朝顔市は開催予定です!

ほおずき市とは?

ほおずきについて

ほうずきほおずき は、漢字で「鬼灯」や「酸漿」と書きます。ほおずき は朱色の膨らんだ中に丸い実がある植物。昔はよく、丸い実を鳴らして遊んだりしていたそうです。
ほおずき は仏教にも深い係わりがあるそう。お盆の時期には、ほおずき を提灯に見立て、あの世からの先祖の霊を導くために飾る風習が残っています。

ほおずき市はどこではじまったの?

ほうずき市ほおずきは、もともと、薬草として東京都港区にある愛宕神社の千日参りの縁日で売られていたそう。これを参拝のお土産としてのほおずきが、浅草寺に広まり、最も有名なほおずき市として、浅草寺のほおずき市があります。浅草寺のほおずき市は7月9日・10日と決まった日に開催。この日にお参りすると、4万6千日分のお参りに相当すると言われ、大勢の人々でにぎわう夏の恒例行事となったそう。

文京 ほおずき市 の会場は 源覚寺

ほおずき市

文京ほおずき市の会場は、「こんにゃくえんま」で知られる源覚寺。源覚寺は、寛永元年(1624年) に創建され、特に、徳川秀忠や徳川家光から信仰を得ていたお寺だそう。こんにゃくえんま像や本尊は、江戸時代の大火や、関東大震災、第二次世界大戦の難からも免れているそう。

こんにゃくえんま」さまには、こんな言い伝えがあります。眼の病気だった老婆が閻魔さまに21日間お願いしたところ、夢の中に大王が現れ「願掛けの満願成就の暁には、私の両目の内、ひとつを差し上げよう」と言われ、老婆の病気は治りました。よくみると、えんまさまの右目は割れています。その後、老婆は自分の好物の「こんにゃく」を断ち、こんにゃくを供えつづけたというお話。なので、源覚寺は眼病治癒祈願のお寺としても知られています。

第37回 文京朝顔ほおずき市 詳細情報

開催期間 令和4年7月23日(土)・24日(日)
開催期間 23日(土)8時00分~19:00
24日(日)8:00~15:00(販売は売切次第終了)
入場料 無料
■朝顔市会場 伝通院(文京区小石川3-14-6)
アクセス 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩10分
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」駅より徒歩10分
都バス:都02(大塚駅前―錦糸町駅前)、都02乙(池袋駅東口―東京ドームシティ)、
上69(小滝橋車庫前―上野公園[循環])「伝通院前」より徒歩2分
文京区コミュニティバス「Bーぐる」目白台・小日向ルート「30番:小石川一丁目」より徒歩3分
ほおずき市会場 源覚寺(文京区小石川2-23-14)
アクセス 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩3分
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」駅より徒歩3分
都バス:都02(大塚駅前―錦糸町駅前)、都02乙(池袋駅東口―東京ドームシティ)、
上60(池袋駅東口―上野公園)、上69(小滝橋車庫前―上野公園[循環])「春日駅前」より徒歩3分
文京区コミュニティバス「Bーぐる」目白台・小日向ルート「31番:こんにゃくえんま」より徒歩1分
文京区コミュニティバス「Bーぐる」千駄木・駒込ルート「7番:文京小石川クリニック(三田線春日駅)」「36番:三田線春日駅」より徒歩3分
問合わせ先 「文京朝顔・ほおずき市実行委員会事務局」
礫川地域活動センター
(平日9時00分~17時00分)
電話:03-3813-3638
ホームページ: http://www.tanabata-hiratsuka.com/

今回は、 文京朝顔・ほおずき市 をご紹介しました。古くから日本で愛されてきた夏の季節にしか味わえない行事に、ぜひお子さんといっしょに参加してみてください。